明日27日に外務省、イギリス大使館に要請文を提出します。
賛同していただける方は
お名前(ローマ字読み)と肩書き(ころあいのものを)を
支援用に開設したメールアドレス
pega_must_stay@yahoo.co.jp
までお送りいただけるとありがたいです。
また、明日の提出の時間がまだ決まっていないのですが、
もしかしたら一緒に行けるという方がいれば、その旨
メールにお書き入れください。連絡します。
期限はほんとに間際でも申し訳ないですが、
明日27日朝9時で締め切りとさせていただき、
以下に要請文を貼付けます。
宛先が二つですがほぼ同内容で、
最後の文章だけ違います。
要約すると
ペガーさんのイギリスに難民申請した事実経緯とともに、難民申請を認定しないことがとてつもない問題であるということ、イギリスの態度が人権侵害であること等が書き連ねており、最後に亡命申請が認められることを要請しています。
ーー以下イギリス大使館宛ーーー
駐日英国大使館 御中
駐日英国大使 グレアム・ホルブルック・フライ 様
〒102-8381
東京都千代田区一番町1
Tel: 03-5211-1100(代表)
Fax:03-5275-3164(代表)
イランは同性愛者を死刑にする国です。イギリスはこのことを
知りながら、レズビアンのペガー・エマンバクシュさんをイラ
ンに強制送還すると決定しました(決行に関しては現在保留中
)。この決定は国際人権規約を蹂躙するものです。
ペガー・エマンバクシュさんは、40歳のイラン人のレズビアン
です。若い頃、家族に強制的に結婚させられましたが、女性と
の恋愛関係がありました。2005年に、イランの迫害を逃れる
べく命の危険を冒しながらも、難民申請をするためにイギリス
にやってきました。
イギリスは、同性愛者の難民を出身国の迫害の危険から保護す
るとの規約に署名しているにもかかわらず、彼女の難民申請は
却下されました。しかも、今や彼女は収監され、強制送還され
ようとしています。単に国境を越えて強制移送されるのではあ
りません。「死」へと送られるのです。
私たちは人権保護のための請願を働きかけてきました。ペガー
さんの生存のため、難民の権利を守るため、国内だけでなく、
国外でも人々の大きなムーブメントが生まれました。何千とい
う抗議の手紙や、イタリアを始めとするヨーロッパの政治家、
知識人、世界中のアクティビスト、人権の専門家、国内の多く
の人たちからの非難にも関わらず、ペガーさんの難民申請は認
められていません。こうしている間にも、ペガーさんの強制
送還反対と難民申請の受理を求める人たちの動きはどんどん大
きくなり、さまざまな抗議活動も拡大しています。
ペガー・エマンバクシュさんは今、シェフィールド近郊のヤー
ルズウッドの収容センターにいます。過去に彼女の難民申請は
「申請の動機に一貫性がない」ということで却下されています
。その理由のひとつは「彼女が同性愛者である証拠がない」と
いうことでした。
ドイツでも似たようなケースがありました。若いレズビアン、
ジャスミンKさんが亡命を申請したとき、「彼女がレズビアン
であることを証明できない」という、イギリス同様に、不十分
な論理で却下されました。
世界人権宣言も、国連難民条約も、レズビアンであることの「
証明」をするまでもなく、人は保護されるべきであると謳って
います。同性愛は性的指向であり、現在のところ個人によって
自己申請したり、自分を定義したりすることで語られる概念で
す。こういう「指向」に対して証拠を求めること自体が人権侵
害であります。イスラエルはホロコーストの時に、ユダヤ人の
難民を彼らの自己申告に基づいて受け入れました。当時、難民
の多くは身分を証明する書類すらもっていませんでした。
人権を尊重するためには、こういった行動が必要です。個人の
性行動を他人の目にさらすことを強要すること、また、セクシ
ュアリティを証明するために行われる治療的、心理的診断のプ
ロセスは個人のプライバシーと尊厳を傷つけるものです。
私たちはペガー・エマンバクシュ、ジャスミンK、そして同性
愛者であるということで迫害を受けているすべての人々が、文
明国であり、非寛容を認めないと自認する国々で、難民として
亡命申請を認められることを強く求めます。
特にイギリスは多様性を尊重し、人権を守る国であり、国連の
人権理事国の一員であること。さらに、世界でも有数の同性愛
者に対する敏感さをもちあわせている国です。いったん決定し
、現在決行保留になっている強制送還をただちに却下し、ペガ
ー・エマンバクシュの難民としての亡命申請を認めるよう、イ
ギリス政府に強く要請します。
賛同人(お名前と肩書きが連ねられます)
(現在約120名の方々にいただいております。集約して大使館に提出いたします。)
日 付
2007年8月27日
ーー以下外務大臣宛ーー
外務省 御中
外務大臣 麻生太郎 様
〒100-8919
千代田区霞が関2-2-1
代表電話:03-3580-331
イランは同性愛者を死刑にする国です。イギリスはこのことを
知りながら、レズビアンのペガー・エマンバクシュさんをイラ
ンに強制送還すると決定しました(決行に関しては現在保留中
)。この決定は国際人権規約を蹂躙するものです。
ペガー・エマンバクシュさんは、40歳のイラン人のレズビアン
です。若い頃、家族に強制的に結婚させられましたが、女性と
の恋愛関係がありました。2005年に、イランの迫害を逃れるべ
く命の危険を冒しながらも、難民申請をするためにイギリスに
やってきました。
イギリスは、同性愛者の難民を出身国の迫害の危険から保護す
るとの規約に署名しているにもかかわらず、彼女の難民申請は
却下されました。しかも、今や彼女は収監され、強制送還され
ようとしています。単に国境を越えて強制移送されるのではあ
りません。「死」へと送られるのです。
私たちは人権保護のための請願を働きかけてきました。ペガー
さんの生存のため、難民の権利を守るため、国内だけでなく、
国外でも人々の大きなムーブメントが生まれました。何千とい
う抗議の手紙や、イタリアを始めとするヨーロッパの政治家、
知識人、世界中のアクティビスト、人権の専門家、国内の多く
の人たちからの非難にも関わらず、ペガーさんの難民申請は認
められていません。 こうしている間にも、ペガーさんの強制
送還反対と難民申請の受理を求める人たちの動きはどんどん大
きくなり、さまざまな抗議活動も拡大しています。
ペガー・エマンバクシュさんは今、シェフィールド近郊のヤー
ルズウッドの収容センターにいます。過去に彼女の難民申請は
「申請の動機に一貫性がない」ということで却下されています
。その理由のひとつは「彼女が同性愛者である証拠がない」と
いうことでした。
ドイツでも似たようなケースがありました。若いレズビアン、
ジャスミンKさんが亡命を申請したとき、「彼女がレズビアン
であることを証明できない」という、イギリス同様に、不十分
な論理で却下されました。
世界人権宣言も、国連難民条約も、レズビアンであることの「
証明」をするまでもなく、人は保護されるべきであると謳って
います。同性愛は性的指向であり、現在のところ個人によって
自己申請したり、自分を定義したりすることで語られる概念で
す。こういう「指向」に対して証拠を求めること自体が人権侵
害であります。イスラエルはホロコーストの時に、ユダヤ人の
難民を彼らの自己申告に基づいて受け入れました。当時、難民
の多くは身分を証明する書類すらもっていませんでした。
人権を尊重するためには、こういった行動が必要です。個人の
性行動を他人の目にさらすことを強要すること、また、セクシ
ュアリティを証明するために行われる治療的、心理的診断のプ
ロセスは個人のプライバシーと尊厳を傷つけるものです。
私たちはペガー・エマンバクシュ、ジャスミンK、そして同性
愛者であるということで迫害を受けているすべての人々が、文
明国であり、非寛容を認めないと自認する国々で、難民として
亡命申請を認められることを強く求めます。
特に日本は多様性を尊重し、人権を守る国であり、国連の人権
理事国の一員です。現在決行保留になっている強制送還をただ
ちに却下し、ペガー・エマンバクシュの難民としての亡命申請
を認めるよう、イギリス政府に働きかけてくださるよう強く要
請します。
賛同人(お名前と肩書きが連ねられます)
(現在約120名の方々にいただいております。集約して外務省に提出いたします。)
日付
2007年8月27日
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