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【ミヤマ】ペガー・ケースは「同性愛問題」である(5)

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以上、ここに書いたことは緻密さをまったく保証しない。その多くはわたし個人の想像力によって書かれたものだ。だから、スコット・ロング氏の主張とは真逆のことをやっているので、かれには怒られるかも。だが、事実に注目すべき側面と、想像力を働かせるべき側面の両方が重要だ。イランの現状については事実追究が必要だが、そこから逃れてきた亡命者たちに対して事実追究の姿勢を貫くことは仇となる場合がある。尊厳を損なわれつづけてきたかれらに対して持つべきは、できる限りの想像力をもって寄り添う姿勢だとわたしは信じている。

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そして、もしできることならば、ここに記したことをペガーさん本人に伝えてみたい。わたしの想像力はかのじょに届くだろうか。あるいは、まったく届かないか、あるいは、かのじょの胸をえぐることになるだろうか。

37(蛇足2)
にしても、米国の「ソドミー法」というネーミングはなんとかならないものか。これは聖書に登場するソドムの町にちなんでいるが、このネーミングを引用しつづけることで、「ソドムの罪=同性愛による罪→同性愛は罪」という誤読を誘導し、同性愛は不道徳であるとする規範の維持・強化に加担しかねない。ソドムの町が滅んだのは、その町のだれもが己の欲望充足を優先させて快楽にふけり、貧者や弱者をいじめ苦しめて助けようとしなかったからである(また、資料批判的な立場からは、ソドムの罪は同性愛ではなく、旅行者保護義務違反との解釈もある)。

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最後に。ここまで考えるきっかけを与えてくれた<声>に、多謝。そして、さようなら。

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