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AP通信がPegahさんのニュースを取り上げました

http://www.iht.com:80/articles/ap/2007/08/27/europe/EU-GEN-Italy-Britain-Iranian-Lesbian.php

以下、邦訳です。


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イギリスで強制送還の危機にあるイラン人レズビアン、イタリア政府が難民認定
(August 27, 2007、インターナショナル・ヘラルド・トリビューン)


イタリアの政治家は、イラン人レズビアンを難民として受け入れる意思を表明した。女性は、イギリスから強制送還されれば本国で死刑に処される可能性がある。同性愛の権利を主張するアクティビストはロンドンで月曜日、強制送還への抗議運動を計画している。


イギリスの人権擁護団体によると、ペガ・エマンバクシュ(40)は、パートナーの女性がイラン政府により逮捕・拷問された後、2005年にイランからイギリスに亡命した。イギリスでの居住が却下され、今週国外追放される。


イギリスのサポーターは移民局に対し慈悲を求めロビイングを行い、サンフランシスコのアクティビストはイギリス大使館関係者にエマンバクシュの移民申請を許可するよう直訴した。


ロンドンを拠点とする同性愛人権団体アウトレージのピーター・タッチェルはこう語る。

「イランに送られたらエマンバクシュは拘束され、鞭打ち刑や、場合によっては石打ち刑に処される可能性がある。イランでの罪状は彼女の性的指向だ」


イタリアの同性愛人権団体Arcigayは、月曜日、首都ロンドンのイギリス領事館前で抗議運動を計画しており、ロマーノ・プローディ内閣に対し、エマンバクシュへの正式な難民許可を求めた。


イタリア政府高官は、クレメンテ・マステッラ法相も含め、エマンバクシュを難民として受け入れる準備は整っていると発表している。


イタリアはカトリック教国として死刑問題に対して敏感であり、今年はじめに国連に対し、死刑の一時停止を世界的に呼びかけるよう働きかけていた。


同性愛はイランでは犯罪であり、死刑となることもある。2005年には10代の若者2人が、イスラム体制のもと、同性愛行為の罪で絞首刑に処されている。


イギリス内務省は、個別のケースに関するコメントはできないとしている。


2005年よりエマンバクシュはイギリス北部シェフィールドに居住しており、現地の議員である元スポーツ相のリチャート・カボーンは強制送還の一時的な延期が決定したと述べた。彼は今後ジャッキー・スミス内相にエマンバクシュの難民認定を要請する意向だ。


イタリアの新聞ラ・レプブリカは、日曜日に公表されたエマンバクシュのインタビューを伝えた。

「恐らくイギリス政府は証拠がほしかったのでしょうが、何を証拠として示せばいいのか私には分かりませんでした。イランに戻って、死よりも恐ろしい目に遭うのであれば死んだほうがましです」


エマンバクシュは先週シェフィールドで拘束され、強制送還が決定するまでロンドンの入国管理局の収容所に入れられている。


EU司法委員会のフランコ・フラッティーニは、月曜日イタリアのニュースANSAの取材に対し、「イギリスはこのケースをもっと深刻なものとして捉えるべきだ」とコメントした。エマンバクシュの難民認定は難しいと認めたうえで、しかし、「仮に難民申請を却下せざるを得ない正当な理由があったとしても、保護を優先させ強制送還は見送るべきだ」と述べた。

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